適応障害 / ストレス関連疾患 CONTENTS 適応障害とは 原因や治療について 主な症状 心の症状 体の症状 治療について 環境を整えていく お薬による対応 適応障害により現れやすい心と体のサイン 適応障害とは ある特定の状況や出来事がその人にとってとてもつらく耐えがたく感じられるようになる時があります。適応障害は、その時うまく適応することができず心身に症状が現れ生活に支障をきたす病気です。就職・転勤・異動・昇進・人間関係の変化といった環境変化に適応できずその結果、精神症状や身体症状が現れます。 原因や治療について 原因と慢性化について ストレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、その原因から離れられると症状は次第に軽減します。ストレス因から離れられない・取り除けないという状況では、症状が慢性化しうつ病に移行する場合があります。 主な症状 心の症状 気分が落ち込み・憂うつ気分や不安感・焦燥感が強くなる。涙もろくなったり神経が過敏になる。 体の症状 不眠・吐き気・動悸・呼吸苦・下痢・頭痛・めまい・脱力感・倦怠感・のどの締め付け感・咳・発汗・微熱など 治療について 環境を整えていく ストレス因から離れることが一番ですが、どうしても無理な場合があります。診察や心理検査で得られた情報を基に、認知行動療法的アプローチによりストレスフルな状況に適応する考え方を身につけられるように支援します。 お薬による対応 患者さまの状態や症状によって副作用や依存耐性の少ない、かつ少量の薬物治療を考えます。。また体にやさしい漢方等も処方を行なっております。 適応障害により現れやすい心と体のサイン