何もしたくない、
ずっと寝ていたい

何もしたくない、
ずっと寝ていたいと
感じるのは、
ただの疲れ?うつ?

何もしたくない、ずっと寝ていたいと感じるのは、ただの疲れ?うつ?嫌なこと・悲しいことがあった時の「何もしたくない」という気分は、多くの人が一度は経験しています。しかし、一晩しっかり眠ったり、悩みが解決したり、あるいは別に楽しいことを見つけたりすれば、ほとんどの場合でその気分は解消されます。
一方で、中には「何もしたくない」「ずっと寝ていたい」といった気分が何日も続く、出勤しようとすると何らかの心身の症状が現れる・強くなるといった場合には、治療やサポートが必要になります。
また、たとえその時点で病気でなくても、頭と身体が疲れ切った状態で無理をしていると、うつ病などの発病のリスクが高くなります。
何もしたくないという状態が続いている方、いつもと異なる何らかの心身の症状が現れているという方は、お早めに当院にご相談ください。

何もしたくない・
ずっと寝ていたいと
思う原因は?

そもそも、なぜそれまで元気だった人が、「何もしたくない」「ずっと寝ていたい」と考えてしまうのでしょうか。その原因として、よく見られるものをご紹介します。

疲れ

仕事、家事、介護、子育てなどによって疲れが溜まると、体が休息を求めてオフモードになります。これにより、疲れが抜けるまでは無気力や意欲低下といった状態が続きます。

自律神経の乱れ

ストレス、睡眠不足、不規則な生活リズムなどによって自律神経が乱れると、日中に活発に活動するということが難しくなります。自律神経の乱れによって、心身の不調が引き起こされることも方も少なくありません。

環境の変化

転職、部署移動、転勤、引っ越し、結婚などによって環境が変わった時、たとえまわりからは順調というように見えても、本人はストレスを受けています。心機一転して頑張ろうという気持ちで無理をしてしまうことも多く、その場合はより見えにくいストレスが溜まります。結果、ストレスの量が限界近くになり、何もしたくない、ずっと寝ていたいといった感情を抱いてしまうのです。

燃え尽き症候群

何かを成し遂げた時、あるいは突然目標を見失ってしまった時、燃え尽き症候群となり一転して無気力に陥ってしまうことがあります。それまで不断の努力を続けてきた人ほど、陥りやすい傾向があります。
チャレンジ精神旺盛であった人が、幾度も失敗を繰り返し、心が折れて無気力に陥ることもあります。

何もしない状態に慣れた・希望を見いだせない

無職の期間が長くなる、就活に失敗して望まない勤務先で何となく働いているなど、何らかの原因によって目標に向かって努力することさえできないといった場合、「何をしても無駄だ」という気持ちになってしまうことがあります。望まない状況の中に長くいる人ほど、仮に目標があってもだんだんとモチベーションは下がってしまうのです。

何もしたくない・
無気力な
状態が続くと?
考えられる病気

何もしたくない、無気力であるといった状態が続くと、以下のような病気を発症することがあります。

うつ病

気分が沈んで憂うつになる、無関心、やる気が出ない、倦怠感、疲労感などの症状が続く病気です。はっきりとした原因は未だ解明されていませんが、外因性(疾患や薬の副作用)・心因性(ストレス等)・内因性(気質、性格)などに分けられ、それぞれの因子が発症に影響するものと考えられます。

不眠症

寝付けない、夜中に何度も目が覚める、明け方に目が覚めてそれ以上眠れないといった、自分が望む睡眠がとれない状態を指します。
睡眠の質が低下するために日中の眠気や疲れを感じることが多く、中にはうつ病を合併するケースもあります。

統合失調症

幻聴や妄想などの多彩な症状を伴い、20代前後の若い年代での発症が目立つ病気です。症状が急激に現れるケースと、時間をかけてゆっくりと現れるケースがあります。
妄想型・破瓜型・緊張型の3つに分類されます。
妄想型では、妄想・幻覚の症状が主となり、30歳前後での発症が多くなります。
破瓜型は支離滅裂な言動、感情の平板化を伴います。3つの中でもっとも患者数が多く、一般に思春期~20代にかけて、徐々に症状が進行します。
緊張型の多くは20歳前後で発症し、激しい興奮と昏迷状態という、相反する症状が共存します。
当院では専門外となりますので専門医療機関をご受診ください。

適応障害

ストレスなどを原因として、自分の属する職場・学校・家庭などへの適応がうまくいかず、日常生活に支障をきたしている状態です。
焦りや不安、イライラ、食欲不振・過食などの症状が見られます。

何もしたくない・
寝ていたい場合
の対処法

何もしたくない、寝ていたい場合に、どのような対処法があるかをご紹介します。
とはいえ、何もしたくない、寝ていたい場合、その対処法を考えたり、実行したりもひと苦労です。お困りの際には、お気軽に当院にご相談ください。

休息をとる

まずはしっかりと休んで、心身のエネルギーの回復に努めましょう。何もしたくない・寝ていたいというのは、心身が疲れた状態です。無理に何かを変えよう、努力しようとすると、余計に疲れがたまってしまいます。

規則正しい生活リズムを取り戻す

ゆっくりと休んだ上で、可能な限り、規則正しい生活リズムを取り戻します。生活リズムを取り戻す上で重要になるのが、睡眠です。毎日決まった時間に眠ることは難しい場合でも、決まった時間にベッドに入ることが大切だと言われています。
また、日中の適度な運動、就寝2時間前までの入浴(ぬるめのお湯にゆっくり浸かる)、夜はテレビ・スマホを視聴しないといったことも、入眠を助け、また睡眠の質を改善するポイントです。

適度な運動

適度な運動は、心身をリフレッシュしてくれます。また、睡眠の質の改善にもつながります。
ウォーキングや軽いジョギング、その他各種スポーツなんでも構いません。外に出ることが難しい場合には、自宅でできるストレッチやヨガも良いでしょう。

人間関係の振り返り

ストレスの原因となることが多いのが、「人間関係」です。
心に余裕があれば、現在の人間関係を振り返ってみましょう。どのような言動に傷ついたのか、自分が何に不満を感じていたのかを思い出し、どうすれば改善できるかといったことを、客観的に考えます。
ただし、過去を振り返ることが辛い、これからのことを考えるのが辛いという時には、無理をする必要はありません。

心が疲れて、
何もしたくない
気持ちが続く場合には
当院まで
ご相談ください

「何もしたくない・ずっと寝ていたい」という気持ちになる原因、その対処法についてご紹介しました。
しかし、ご紹介した対処法を実行できない、試みるのも辛いということもあるでしょう。そういった時には、無理をする必要はありません。
目安として、2週間以上気持ちが沈んだ状態が続く場合には、心療内科や精神科の受診をおすすめします。うつ病などの病気や障害などの可能性を考慮した診断、そして適切な治療・サポートが受けられます。
また、2週間を迎える前であっても、このままでは状況が改善しないと感じた時には、お気軽にご相談ください。